電車の中でメイクする人
おそらくは誰もが疑問に思っている、電車の中のメイクについて。
個人的には最近携帯やスマホにおされ気味で、めっきり見かけなくなったこのメイクだが、あるところにはまだ健在なのかもしれない。
私がここで言った疑問というのは、メイクは一体何のためにするものなのかという、シンプルかつ根源的な疑問である。
ずっと、メイクと言うものは人に会うための礼儀、とか、色んなボロを隠すもの、もしくは少し美しく見せるためのもの、という風に考えていた。
けれど、電車の中でメイクをする人は、あっさりその概念を崩し去ってしまったのだ。
彼女達は誰のためにメイクをしているのか。
少なくとも、通勤途中にすれ違ったりする不特定多数の他人のためではないことは分かる。
だって素顔から変身後までみんなにて見せてしまっているのだから。
正体を隠しているヒーローが、変身シーンを公開しているようなものだ。
一体誰に正体を隠しているのか。
会社内の人間か。
取引先か。
それともただ目的地で会う人か。
彼女達の中には、体裁がないわけではない。
美しく整えた顔で向かいあいたい人がいる、というのがその証拠だ。
だから、体裁がないのではなく、その整える相手がごくごくわずかな人間である、というだけなのだ。
ただそれだけなのだ。
だから、道で通り過ぎる人や、電車の中で隣に座った人なんかは、彼女達の人生において、かけらも意味をなさない。
そこにある、という認識をされるだけのもの。
むしろ、そんな意識すらもないかもしれない。
だから、気を配るべき相手はそんなものではない。
ということだろうか。
けれど個人的には、社会的にどうだこうだ、ということよりも、変身シーンはやっぱり見えないところでやって欲しい。
何のことはない、ただ単純に、あなたの正体を見たくないのだ。
満員電車で彼の優しさ再発見
いつもは車で出かけるのですが、久しぶりに電車に乗って映画を見に行くことになった日のことです。
ドア付近に立っていた私たち。
案の定、主要な駅ではたくさんの人が乗り込んできました。
普段乗りなれない満員電車でドヤドヤと人が乗ってきてギューッとなったと思ったらドアが閉まってびっくりしました。
しかも身長148cmの私はあまりの人の多さに押しつぶされそうになりました。
その時ふわっと私の周りに空間ができて、180cmと長身の彼を見上げたら「大丈夫か?」っと、私が苦しくないようにガードしてくれていました。
彼の胸に寄り添いながら、ほんと頼もしいな~って惚れ惚れしました。
満員電車に乗ったおかげで彼の優しいところをまた発見できて良かったです。
でも彼、危ないし疲れるから次からは車で行こうな~って言ってました(笑)
そもそも気分がいいのは私だけなんですよね。
そういう事に気付かない友人は、捨てられて当然だと思いました。
気遣いは肝心です。
世の女性は、自分が心地いい事の裏側知ろうとしませんから。
満員電車の件でも、付き合っている男性がいたからこそガードしてもらえたわけで、そもそも独りなら、時間をずらすなどの機転はきくでしょうか。
満員電車に乗り合わせている人に対して、文句を言うのが大半でしょう。
このような女性は男性の親切だけを求める傾向があるので、イヤですね。