気持ちが冷めたとき

氷の溶けたアイスコーヒーをストローでゆるくかき混ぜ、グラスの下に溜まった水をおしぼりで拭って、そっと窓の外に目をやると、もうすることがなくなり、仕方なく向かいに座った彼をぼんやり眺めました。

カフェで彼に別れ話を切り出してから、かれこれ1時間。
私の心変わりをなじる彼の言葉は、申し訳ないけれど全く耳に入って来ず、ただただ「この時間が早く終わりますように」と、祈るばかりです。

他に好きな人ができたのではないけれど、ふと気づいたら気持ちが醒めていた…というのは、受け入れられない理由のようでした。
恋人だからといって、相手を明日も明後日もずっと好きだという保証はないし、気持ちが醒めた旨を正直に言うほうが誠実だと思ったのですが、なぜか私の不誠実さを責められているのでした。

付き合い始めるのは、何となくでもいいのに、別れる時ははっきり線を引かなくてはならないって、不思議です。
あれ?そういえば付き合いはじめたのは、いつからだったか。

顔を上げ、尋ねてみました。
「あの…私たち、付き合っていました?」ぽかんとした顔で、しばし私を眺めた後、彼は無言で席を立ちました。
それを見送りながら「修羅場にならなくて良かった」と、すっかり水っぽくなったアイスコーヒー飲み、穏やかな解放感を味わいました。

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