大失態の末の修羅場突入

昨日は本当の意味での修羅場となり、もうダメかと思いました。
いつも飲み会だのつきあい残業だの色んな理由をつけては若い子と遊び歩いていたのですが、ついに妻にバレてしまいました。

最初はもっと緊張感を持ってバレないように気をつけていたものですが、やはり慣れって怖いですね。
シャワーを浴びようとジャケットを脱いだ瞬間、妻からいきなり平手打ちを喰らったかと思いきや、その後思い切り蹴り倒されました。

なんと、ワイシャツを裏返しに着ていたという失態。
それにしてもあそこまで速攻で迷いも無く攻撃できたということは、前々から疑われていたのでしょうね。

その日は土下座して謝りましたが、まだまだお怒りは収まっておりません。
私の修羅場は当分続きそうです。
これも全て自分の責任なわけですが、このまま離婚届を突きつけられても仕方がないですね。

半分は覚悟の上なのですが、慰謝料がとても痛いです。
結婚は比較的簡単にできるのに、離婚はとことん面倒くさいシステムになっています。
そもそも、結婚というシステムも今の日本には、生き難いスタイルなのかもしれません。

結婚願望がある人が相対的に少なくなっているのは、
・経済的な問題
・親戚付き合いの煩わしさ
が大きくあるのでしょう。

他人がそう簡単に「家族」になれるわけがないのですから、無理矢理感は否めませんね。
パッと遊びたくなる男性が多いのは癒しを求めているからです。

幸せなはずが修羅場に

彼に知られて修羅場にならなければ、それは本当に幸せでささやかな出来事だったと思います。
彼と出会う前に、私には好きな人が他にいました。

その人は仕事が忙しく、遠距離恋愛だったこともあって次第に連絡が途切れるようになりました。

国内外で活躍するその人は、社交的で誰にでも好かれるタイプの男性でした。
恋愛に慣れていなかった私は、彼に甘えることも積極的に気持ちを伝えたり彼に連絡したりすることもできませんでした。

そのうち彼には新しい恋人ができたに違いないと思うようになり、彼への思いを諦めてしまったのです。

その後、友達の紹介で今の彼と出会い、家を出たかった私は彼に誘われるまま同棲することになりました。お互いにその気になったら結婚しようという話をしているとき、実家から荷物が届きました。

母が私たちのために野菜や米を送ってくれたのですが、その中に一冊の本があり、その間にハガキがはさんでありました。
それは遠距離恋愛の彼からのハガキで、帰国したら迎えに行くという内容でした。

今の私にとってはただの良い思い出でしかないのですが、それを見た同棲中の彼は二股をかけられていたと勘違いし、ひどい修羅場になってしまいました。