憧れの本屋デートの夢について

ずっと憧れながらもいまだに実現できていないデートプランがある。
それは本屋デートだ。
本屋といっても、まちの本屋のようなこじんまりとしてやつではない。
もっと大型の、ビル全部が本屋と言うような大きなやつだ。
その本屋一つで、文庫から学術書から洋書から、何でも揃ってしまうような大きなお店。

そういう本屋では、言葉のあやではなく本当に丸一日過ごせてしまう。
そんなところで、一度デートしてみたいと常日頃考えている。
本屋の入り口で待ち合わせて、後は自由行動をする。
好きな本をそれぞれ探して、椅子に座って一日中読む。
最近の本屋は、本のためし読みが出来るように椅子とテーブルが各階にたくさん用意されている。
ちなみに、カフェがついている至れり尽くせりのところもあるくらいだ。
だから本を買わずしても一冊読めてしまうのだ。
もちろんこれでは申し訳がないので、最後に一番気に入った本を購入するのは忘れてはいけない、というのは余談だ。
ちなみにこのプランでは、一緒に本を探すというのではだめなのである。
読書と言うのは非常に個人的なものなので、人の本を一緒に探すというのは、個人的には理にかなっていないと思っている。
だから、基本的には読書というものは誰かと共有できない。
けれど、この憧れプランであれば、大きい本屋でそれぞれが好きな本を探して読むので、お互いを無理に付き合わせることがない。
更に、どちらも同じ時間、同じ空間で読書という行為を共有できるのである。
自分が本を読んでいるときでも、相手は何を読んでいるのかなどと、ちらと空想できたりして楽しいのもポイントだ。
というように、こちらのデートプランのプレゼンテーション準備はいつでも万端だ。
あとは、プレゼン先を開拓するのみである。

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