恋愛ドラマが疲れる件
最近年齢的な問題なのか、恋愛ドラマが見られない。
見られない、というのは、そのハラハラドキドキの展開についていかれないということである。
会いたくて会えない人と、実はものすごく近くですれ違っていたとか、ライバルを含んだ三角関係とか、そんな内容はもう疲れてしまって続きがどうでもよくなってしまう。
韓流ドラマも好きなのだけれど、あまりにも恋愛の要素が多くて最近困っている。
私はもっとアクションシーンが見たいのに、すぐに切ない恋心のシーンになってしまうので、この場面できれば早送りしたいな、などと考えるのだ。
ドラマを見るのに、極力神経は使いたくないと思っている。
これは人によるものなのだろうか。
おそらく、感情移入という点がネックになっているのだろう。
どうやら私は、この感情移入のせいで疲労困憊している。
感情移入しすぎてしまうと、怒涛のごとく押し寄せる波乱の展開に身が持たなくなってしまうのだ。
そしてまた、誰に感情移入するのかも重要なポイントだ。
主役なのか、その相手役なのか、ライバル役なのか。
一番疲れるのがライバル役に感情移入してしまったときだ。
主役に好きな人は持っていかれるわ、脇役だから絶対に自分のところでハッピーエンドにはならないわ。
その感情の波に身をまかせてしまうと、まるで自分の恋愛のように身もだえすることになるのだ。
そういうのが耐えられないので、望みとしては最初から最後まで平穏に愛を育んで行って欲しい。
幸せな場面を観ていられれば、退屈だけれども満ち足りた気分になる。
まあ間違いなく視聴率はとんでもない結果になることは請け合いだ。
韓国の恋愛ドラマでドキドキする
若いころは、あまりテレビをゆっくり見なかったので恋愛ドラマを見ることもありませんでした。
仕事で夜遅く変えることも多かったので、毎週同じ時間に同じドラマを見ることが出来なかったこともありますし、話題のドラマも録画してまで見たいと思わなかったのです。
でも、ある時、あるきっかけで韓国ドラマを見るようになりました。
そのきっかけというのが、出産です。
出産のために実家に帰っていた私ですが、赤ちゃんが泣いたら起きて授乳して、いっしょに寝るような時間を過ごしていたのですが、その時に夜中に眠れなくなって何気なく見ていたテレビでやっていたのが、韓国ドラマでした。
それからというもの、韓国の恋愛ドラマにはまってしまいました。
あのころは、まだあまりやっていなかった韓国ドラマも、今では週に何本ものドラマを放映していますから、お気に入りをみつけるのが楽しいです。
韓国の恋愛ドラマがとっても楽しいのは、主人公のシンデレラストーリーがメインとなっているからだと思います。
現実にはぜったいになさそうなストーリーだけれど、もしこんなことがあったらうれしいなと思いながら、見ているのが楽しいのです。
とくに結婚して恋愛でドキドキすることが無くなってしまった主婦には、韓国ドラマの恋愛をみてドキドキしたりするのがちょっとした癒しになっているのかもしれません。
もう70歳になる母も、韓国ドラマが大好きで一緒にたのしんでいます。